エクシーズ株式会社代表取締役の伊藤隆祥です。
年始のテレビで面白い放送をしていました。
ある一人の男性の話です、次の様です。
その人は、36歳の独身男性で劇団を主宰しています。親の反対を押し切っての事なので、成功するまでは親と会わない事にしています。
劇団だけでは、生活ができないので、いろいろなバイトをしています。
1か月の稼ぎは17万円程度、家賃は7万円、光熱費等々で3万だそうです
使えるお金は7万円ぐらいです。
その人のところに、64歳の女性が朝、来て、その方に、朝ご飯を作るのです。
そして、食べている間、女性は話し相手になるのです。
その謎の女性は、実は便利屋さんなのです。手作りの朝ご飯と寂しさをまぎわらしていくれるサービスです。
驚く事にその2時間余りのこのサービスが、7500円ぐらいです。彼は、週に2回から3回呼ぶ事があるそうです。
彼の自由に出来るおかねは、7万円です。その10%程度をこの1回のサービスに使うのです。
これを見ていて、人は価値観で物を判断し、物事の優先順位と重みをつけるのだと、あらためて思いました。
その価値観を作っているのは、日本人というDNAが根本にあり、生きていくうちにそれぞれの価値を見出していくのです。
そして、どんな時でも、幸せでいたいという事を柱にバランスを取るのではないでしょうか?
私は、今年、この「価値観」を掘り下げて考えてみようと思っています。
いろいろなビジネスの種がそこにたくさんありそうです。