エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

 

今、尖閣諸島の事から中国への取り組みの問題がとり立たされています。

私は、政治的問題をここでお話をするつもりはないのですが、いつも、気になっていた事があったので、その事について、お話をします。

 

今のグローバルというと、どちらかというと、中国への進出がクローズアップされ、企業がそこに集中していたように感じていました。

然し、中国は、知的所有権や商標権、あるいは、外国企業への突然の法律変更などがあり、中国だけに偏るとリスクが大きいと思っていました。

例えば、中国に進出して利益を多く得ても、日本に持ち帰る金額を突然規制されてしまったら、中国に本拠地を構えていかなければいけなくなってしまう可能性もあります。

もちろん、中国の経済成長を見過ごすということではなく、また、中国との取り組み抜きにはできないのですが、あまりにも、グローバル=中国という事に偏っているように感じていました。

私達は、大きくグローバルについて考え、しっかりしたビジョンとバランスを持ってグローバルカにのぞむ事が重要です。

 

例えば、いつもお話するように、海外に進出するだけがグローバル化するのではないのです。

日本に居ながらにして、グローバルを考えていくことも、一つの方法です。

 

グローバル化を避けて通る事は出来ません。

これからグローバルに挑戦していかなければいけません。

今回の尖閣諸島の問題は、ビジネスの世界でも大きなことを気づかせた事だと思っています。

 

 

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エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

 

いろいろな物や考えは、他のものとの「差」をつけようと努力しています。

然し、消費者はその差では、あまり感動を生む事はなく、印象が低くなってしまいます。

 

でも、「差」ではなく、ひと目でわかる「違い」は、いろいろな所であるのも現実です。

例えば、ソフトバンクのコマシャールは、はっきりとした違いを感じさせます。

家族構成に、犬や外人が入っていたり、ストーリー性を持ち、非常に短いサークルで展開させたりします。

これは、コマシャールというものを根本的に、「見方」を変えたからだと思います。

 

つまり、見る角度を変えると思わぬところにヒントがあるように思えます。

そんな事を考えながら、今、コップを横からではなくて、コップの底を見ています。

 

皆さんも、違う角度から見る事を一度、楽しんでみてください。

 

 

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エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

 

もう皆さんは、ご存知だと思いますが、今月の9月18日、19日に厚木市で、「B級グルメ」が開催され、2日間で43万5000人を集めました。これは、新聞やテレビ、インターネットで数多く発信され大きな話題になっています。

 

実は、これこそが、これからの百貨店が取り入れていくMDの源になっていくのではないでしょうか?

やはり、新しくて、実感できて、またなにかを感じるそんなワクワクする要素がたくさん入っています。

 

この目線で、百貨店を創っていったら、もっと面白いものを提案していけるのではないでしょうか?

 

 

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エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

 

多くの百貨店は、商品をカテゴリーによって分類しています。

例えば、婦人服売場、紳士服売場、家庭用品売場・・というようになって、階層別に分けているのが、一般的です。

これはこれで大切な事だと思うのですが、なにか面白さとか、斬新さというのが感じられないように思えるのです。

百貨店が全盛期の時は、総体数も少なく、この手法でお客様に感動を与えてきました。

然し、現在は同じ形の百貨店が街にあふれ、お客様が「なんとなく」マンネリを感じているように見えます。

 

そろそろ、商品分類を全く違う角度から見て、MDを考えてもいいかと思います。

今までの境界線を完全に飛び越えて、固定観念を揺さぶって考えた事に、多くの人達は、感動を覚え、引き寄せられてくると思っています。

 

 

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エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

 

いろいろな企業が、,あるいはブランドが、差別化しようと試行錯誤しています。

しかし、どうしたら他と違う提案ができるかという事に気持ちが強くなりすぎて、消費者の気持ちと違う方向に行ってしまっているケースがあるように思えます。

 

例えば、サービスの一環として「ポイントカードの差別化」を考えた場合、いろいろと違うサービスを付けたりしています。

然し、消費者はあまりにも細かい違いで混乱し、戸惑いや嫌気をさす人もいます。

それどころか、「ポイントカードはもう面倒だし、財布にこれ以上入らないからいいや」って言う人も出てきています。

このように、皆が同じ問題で差別化を考えて進む事で、そのもの自体が敬遠される事が出てきているのです。

差別化のサービスが、思わぬ方向に進めてしまいます。

 

企業やブランドは、「オリジナリティ」を目指し進んできた時に、真の差別化が生まれるのではないでしょうか?

独りよがりのマーケティングには、気をつけなくてと思います。

 

 

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エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

 

日本政府観光局によると、7月の訪日外客数は前年同月比38.9%増の87万9100人です。

そのうち中国からの観光客は、143%増の16万5100人となっています。

百貨店業界は、更に国慶節(10月1日から7日)に合わせてこの取り込みを計画しています。

 

然しこの多くが、通訳や買い物のお手伝いをするというサービスです。

この事は、とても、素晴らしいと思いますが、どうも、どこも同じような方向性を向いている気がします。

これでは、サービスの同質化に繋がり、中国人から見たらどこの百貨店も同じように見えてしまうのではないでしょうか?

 

大切なことは、強いオリジナリティーで発信する事です。

その為に自分達目線で考えるのではなくて、訪れる中国人の目線に立つと新しい事が見えて、差別化につながっていきます。

そしてこれは、「日本の○×○○デパートは、凄いね」っと思ってもらい、中国でインターネットを通じて、口コミが広がっていくチャンスでもあります。

 

もう一度、見直ししてみる価値はあるのではないでしょうか?

 

 

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エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

 

 

伊勢丹では、ご存知の方もいらっしゃるとかと思いますが、売場の事をお買場と呼び
ます。

この根本の考えは、お客様を何よりも第一という伊勢丹の哲学にあります。

 

私も非常に素晴らしいと思っていますが、最近、やっぱり、お買場ではなくて売場
ではないかと思ってきました。

そんな名称の事、どうでもいいやっていう方もおられるかと思います。

 

然し、これは名称のことでなくて、考え方の事なんです。

お買場という発想では、お客様を本当にびっくりさせる事は、難しいと思うのです。

売場は、お客様の考えている事をはるかに越す提案を創りだして、「どうですか?」
とお客様に投げかけて、どうぞ、いらっしゃって下さいというところだと思います。

やはり、そういう強い発信する気持ちを持たないと、オリジナリティはそう簡単に出
てこないのではないかと感じてます。

 

 

いつでも、消費者は進化するNEWを待っているのです。

 

 

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エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

今週の土曜日、9月11日に、銀座三越が1.5倍に面積を拡大しオープンします。

周辺では、銀座松屋や銀座松坂屋が、対抗策を練り上げています。

電車に乗っていたら、30歳代の女性2人が、この「銀座三越」の話をしていました。

「今度のお店には、伊勢丹に入っていなくて、三越だけのブランドは、○×○ブランドなんだって・・・」

「名前は、銀座三越だけど新オープンのお店は、『三越の進化した店』あるいは、『三越という名の伊勢丹』どちらなかしら?」

という事を話していました。

私は、この情報収集の力に驚きを覚えました。

また、消費者にとって、今度のお店が『三越の進化した店』あるいは、『三越という名の伊勢丹』のどちらかという印象が強いんだという印象を受けました。

消費者は、今までの延長ではないびっくりするような世界観の提案を求めています。

だから、世界でも超一流の三越伊勢丹が、『三越の進化した店』でも『三越という名の伊勢丹』でもない突き抜けた新しい角度のお店である事に大いに期待し、11日のオープンを楽しみにしてます。

 

 

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9月10日(金)に、日本メンズファッション協会が主催している分科会で、弊社の伊藤がセミナーを行います。

 

テーマは

知っておかなければいけない

「これからの立体的グロ-バルビジネスとは?」

 

詳しくはこちらをご参照ください。

 

 

エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

 

昨日、知人で中国に詳しく、月の半分は中国、後の半分を日本で仕事をしている方とお会いした際に、中国の深川についての話が出ましたのでご紹介します。

 

深川は、香港の北に位置していてます。中国の特区に指定されており、北京、上海に次ぐ都市として開発中です。

登録人口は、約300万人ぐらいだそうですが、実際そこに来て住んでいる人口は、約1300万人だそうです(登録人口以外は市民権がとれないそうです)。

地下鉄は、今2本ですが、来年度中に15本に一挙に増える予定です。この規模とスピードは、たぶん、日本にいて考えると、思いつかないかもしれません。これだけの都市計画を中国政府が、指導して実施しています。そして、この勢いを使って、世界に中国製品を売り出しているのです。

 

中国で今、実施している世界に向けた家具の展示会では、欧州からの引き合いが多く、完全にビジネス化しています。これは、製品力の著しい向上と欧州向けに考えたデザインとサイズをの調整にあります。

 

日本のメーカーも、本気で日本市場ばかり目を向けずに、世界に視点を合わせるとまだまだ、成長していくと思います。

いや、世界に目を向けないと、生き残らないかもしれませんね。

 

 

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エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

 

先週の土曜日(9月4日)に、新宿の小田急百貨店に行ってきました。

外は非常に暑く、午後からは、新宿駅前で民主党の代表を決めるための演説が行われていました。

 

そういう中で、小田急百貨店の催事場に運んだところ、「北海道物産展」が行われていました。

非常に混み合って、大盛況でした。前日、夕方のテレビで放映された影響もあるのですが、通路にも人があふれている状態です。

 

お客様の中には、もっと通路を広げた方がいいという人もいましたが、自分はそうは思わなかったです。

実は、この狭くギシギシになって「見てる」、「来てる」、「買い物をしてる」というのが、「今、自分は特別にいいところに来てる」という感覚になっているのではないかと思ったのです。だから、お客様はその雰囲気に同化して、この催しを楽しんでいるのです。

 

百貨店は、突き詰めていけば、この、いつもドキドキ、わくわくし、感じるのはなにかを意識してプロデュースしていけば、これからも、人が集まり最高に楽しめる場所になるのではないかと確信しました。

 

 

Category:Others

エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

 

8月31日から9月2日まで、東京の国立代々木第一体育館で、2011 spring &summer の展示会がありました。

 

ここに出店しているデザイナー及び会社の方達は、非常に厳しい状況下でも、笑顔でゲストを迎えていました。

プロダクツも、非常にセンスが高い物が多く、日本のレベルの高さを改めて認識しました。

 

先般、お話してるように、日本政府も「クールジャパン」として、ファッションに力を入れてます。経済産業省は、

「グローバルにビジネスを展開できるポテンシャルを有しているが、海外での人気をビジネスに結び付いていない。今後は文化産業を「稼ぐ」柱に育て、海外でビジネスに結び付けたい」と言っています。

 

私はこの展示会を見て、もう、基盤はできたと思っています、これからはいかに新しい角度から海外に結び付けるかがキーポイントになると思っています。

 

 

エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

 

前日(9月1日)の繊研新聞に次の様な記事がありました。

 

『経済産業省は8月31日、11年度予算概算要求を提出し、繊維関連において、「クールジャパン戦略」で19.2憶を要求した。

クールジャパン戦略は、海外市場と国内市場の開拓で構成される。海外市場の開拓は、海外の優れたプロデューサーと積極的に連携し、海外進出の意欲がある若い人材や文化産業を担う中小企業に機会と活躍の場を提供する。ファッションをはじめ衣食住なぢ5分野で市場獲得を支援する。

具体的には、

①進出市場の浸透②進出市場のおけるビジネスマッチングを戦略的に組み合わせた取り組みを展開

国内市場の開拓では、

①観光客による外需獲得②世界に出ていく文化力の担い手となる企業育成を進める。

このため、民間イベントなどの集約・連携による観光客の受け皿の整備、文化産業を担っていける文化付加価値の大きい中小企業のビジネス拡大を図る』

 

と書かれています。

 

いよいよ、新成長戦略の国策として、文化を基軸にファッション、ライフスタイルグッズ、その人材の具体的なグローバル化に動き始めました。

また、同時並行しながら、それらをどのように、国内でリアルビジネスに結び付けるかに来ています。

 

これは、チャンスというより、絶対に進まなければいけいない道筋です。

そして、非常に面白いチャレンジです。

是非、頑張ってお互いに向かっていきたいと思います。

 

 

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エクシーズ代表取締役の伊藤隆祥です。

 

 

現在、百貨店の売上が低迷し、その存在価値を問われる意見が多く出ています。

本当にそうなんでしょうか?

 

前回お話したように私は、これから淘汰はされていますが、百貨店としての価値は進化して更に高まっていくと思われます。

なぜなら、これだけのジャンルの種類を持ち、高いサービスでお客様に提案できるところは、ないからだと思うのです。

前に、「プラットフォーム戦略」がこれからを支えていくと述べましたように、百貨店は既に情報、商品、イベント、サービスなどが一か所に集まり、プラットフォーム化しているのです。

この基盤を持っている業態というのは非常に強いのです。

 

然しこの基盤を使って、新しい時代を切り開く新しいコーディネート、マッチング、コラボーレーションがされてないだけなのです。

ベースは、出来ています。これは、何よりの強みです。

 

是非このベースと、今百貨店が持っているものに、全く新しいアイデアを加えて新価値感百貨店に変化する事を期待しています。